かっこいい1/100ギャンを作ろうということで今回制作を開始したのですが当然、マスターグレードでギャンはまだ発売しておらず、1/100の旧キットギャンを使用しての大幅な改造なります。
現代の好プロポーションのMGから比べると 旧キットのスタイリングではあまりにもかっこ悪いですよね。よって一からデザイン画を起こしました。このデザイン画は今後、発表したいと思います。

しかしデザイン画を起こしてから数ヶ月なかなか製作に着手してなかったんですよね〜(笑)
しかし 先日、東京の吉祥寺でネットモデラーさん達とオフ会をしていたとき参加者のKen Takagiさん(だったかな?)が私のデザイン画を見て
「これはマスターガンダム をベースにして作るの?」
とひとこと…
当初は旧キットギャンでセミスクラッチといくところだったんでしたが、オフ会も終わり地元関西に戻ってきてマスターガンダムとはなんぞや?と調べてみると…おお!たしかに私のデザインしたギャンとアウトラインが似ているではありませんか!
思わぬヒントを得た私は早速MGマスターガンダムを購入…。
仮組みしてみたんですが、素晴らしいプロポーションですね。フレームも素晴らしい!可動範囲が宇宙世紀物のMGより遥かに良く動く!
このキットを使わない手はないですね!


2003.11.30

マスターガンダムをベースにするにあたりデザイン画をこのキットに合うように新しく描き直ししました。

で、まずは足から改造していきます。

ひざと裾ののラッパ型アーマーはギャンのキットから使用。

ひざの形状は私独自のアレンジで、より攻撃的なイメージにしてみました。

ラッパ部は元キットだと横に広すぎるのでスマートな脚に合うようにカットして調整。

ふくらはぎ、すねにもエポキシパテを盛ってギャンらしいラインに修正。と言うかほとんど全パーツに改修をかけるんですけどね(笑)

全てのパーツにパテを盛ったり切った貼ったをするんでサーフェーサーを途中で吹きかけ仕上がり具合をそのつどチェックしています。

今のところはデザイン画に忠実にできています。この調子でいけばかなりカッコイイギャンができる…ハズ。

 

2003.12.21

ギャンの特徴有るつま先を作成中 。

写真中央が元キットマスターガンダムの足。
手前がそれを改造して作ったギャンの足です。

うまく元のパーツ形状を活かし3重ジャバラ形状を作っていきます。
白い部分はプラバン、黄色っぽいところはエポパテです。

ちなみに写真奥は旧キットギャンの足です。


2004.01.18

毎度ながら、制作スピード遅いです(^^;
大まかなプロポーションを作っていきます。

芯はマスターガンダム使用ですが旧キットギャンのパーツもうまく取り入れていきます。

胸部: 胸板部分をギャンのパーツから切り取ったものをベースにパテを使い形状を出していきます。
コクピットやお腹周りは完全にパテのみで作り出しています。

スカートアーマー: 前・横アーマーはまだマスターGのままです(笑)。リアアーマーのみ作っているのですが写真の角度の関係で写ってませんね(^^;

ショルダーアーマー: HGUC等のショルダーアーマーは小さめですが、私のデザインでは大きくすることにしています。こうすることで力強さを強調します。
丁度、マスターGのショルダーーアーマーはデザイン画の大きさとほぼ同じでしたのでこのパーツを使用することにします。しかし、マスターGのアーマーにはスパイクや凹モールドがあるのでこれらを無くし滑らかな球体に修正します。ちなみにスパイクを外した基部に旧キットギャンの膝パットを置いてみるとぴったりはまりました。

腕部分も旧キットギャンのパーツを使用し、形状修正していきます。


2004.02.25

前回からほとんど進んでません(^^;

「頭部」を作ったくらいですね(笑)あんまりHPを更新しないのもなんだから無理やり仮組みして形にしてみました。
作業途中で汚くてスンマセン。

しかし今回の作品の目玉のひとつである「頭部」をほぼ完成させました。
旧キットギャンの顔もHGUCギャンの顔もいまいちギャンのかっこよさが出ていないと思い新たに自分自身が思い描くカッコイイギャン像をデザインしてみました。
元の設定画とはかけ離れたデザインをしてしまった為、当然フルスクラッチです。
大抵、スクラッチするならポリパテブロックからの削りだしって言う方法が定番みたいですが、私の場合、そんな切削技術が無いのでエポキシパテを使い粘土細工の要領で形状出しをしていきました。

ギャンはジオン軍で唯一、「あご引きポーズ」が出来るMSだと思います。
そういった点を踏まえてデザインしたのですが、いかがでしょうか?
かなりアレンジ度の高いデザインなので「こんなのギャンじゃないやい!」って言われるかもしれませんが、私の個性を出した作品なのでご了承ください。


2004.03.11

前回の写真↑を見て気になったプロポーションの改修を行いました。
画像のギャンをフォトショップで弄り、修正した絵の寸法を画像から実寸の値に割り出し模型自身を修正する方法をとります。
フォトショップなどの画像ソフトを使うと実際に模型を作らなくても最終的な完成体をシュミレートできるので大変便利です。

ポージングをカッコよく見せる為に脚付け根の回転角度を更に大きくなるように修正。

スカートアーマーはギャンのキットパーツを切り刻みデザイン通りになるよう調整。


一見、完成間近に見えますが、実は進行度50%ぐらいだったりして(^^;


今回の写真ではサーベルを持たせてみたんですけど、
サーベルを持つことにより中世の騎士らしくなったでしょうか?